ED外来について
EDは治療できる病気です。恥ずかしい問題でも、相談しにくい問題でもありません。治療することによって、心身の健康を取り戻し、充実した生活を送れるようになるでしょう。
治療前に患者さまがよくご相談なさること、不安に思っていらっしゃることなどをまとめました。治療を検討する際の情報としてお役立てください。
治療薬に対するご質問
バイアグラは安全ですか?
バイアグラは世界110カ国以上で販売されており、実績からも高い安全性が証明されています。日本でも1993年より発売となり、120万人以上に使用されています。注意事項や併用禁忌薬をしっかりとご確認いただければ、高い効果が見込める治療薬です。
どんな副作用がありますか?
一般的なバイアグラの副作用は、めまいや顔面のほてりです。基本的には一時的なものですが、強い不快感がある場合は使用を中止し、医師にご相談ください。また、頭痛・胃の不快感・視覚異常などが起こる可能性もあります。また、医師の診断を受けて適応がある方は問題ありませんが、個人で判断し、使用してはいけない持病をお持ちの方や、併用してはいけない薬を服用している方が使用すると、重篤な副作用を引き起こす可能性があります。
気分が乗らないとき、興奮させる作用はありますか?
バイアグラは性的興奮を促す催淫効果はありません。ですので、服用したからといって急に性欲がおきたり、性行為がしたくなるものではありません。外部より性的刺激を受けた際に効果を発揮します。
服用すると、意思と関係なく勃起してしまうのでしょうか?
バイアグラには直接性器を勃起させる作用はありません。勃起を阻害する体内酵素を弱めることで、勃起する力を強くする薬です。ですので、性的興奮や性的刺激が全くない状態では効果はありません。
依存性はありますか?また、使い続けると効果が薄くなるのでしょうか?
肉体的な依存はありません。ですが、劇的な症状の改善を体験すると、「服用しないと不安になってしまう」という精神的依存はあるかもしれません。医師と相談し、用量用法を確認してください。また、可能であればEDの原因そのものの解決も進めていくべきです。また、常用の際の耐性はありません。効果が弱いときは、食事や飲酒などに原因がある場合があります。しばらく効果がない状態が続くようでしたら医師に診断を受けてください。
バイアグラを使用していると子作りに影響は出ないのでしょうか?
精子の量や質をコントロールする薬ではないので、生まれてくる胎児に影響はありません。むしろ男性のEDが原因の場合の不妊では、原因を解消することが出来ますので、妊娠を望めるようになります。
バイアグラとレトビラの違いは何ですか?
作用は基本的には同じですが、バイアグラの欠点「食事やアルコールの影響を受けやすい」という点をカバーしています。レトビラはバイアグラよりも効果が出るのが早く、作用時間も長いです。ですが、バイアグラよりも使用禁忌薬が多いので、希望があれば医師に相談をしてください。
個人の業者から購入しても大丈夫ですか?
「受診が恥ずかしい」「手軽に手に入れたい」「試しに使ってみたい」そんな理由で個人業者から医師の処方を受けずに入手すると、重大な健康被害を被る可能性があります。個人輸入業者の中には偽造品も多く、医薬品成分の量がまちまちであったり、不純物が混じっていたりするものもあります。危険ですのでご注意ください。また、真正品であったとしても、利用する人本人に禁忌事項があった場合も大きな副作用が出る場合がございます。自覚のない病気が潜んでいたりする場合もございますので、医師の管理下で使用ください。
ED外来に対するご質問
保険は適用されますか?
現在のところ保険は適用されていないため、全額自己負担となります。
料金はどれくらいかかりますか?
バイアグラの場合
• 初診料+バイアグラ1錠処方で 5,110円。 初診料+バイアグラ2錠処方で 6,810円。
• 再診料+バイアグラ1錠処方で 3,490円。 再診料+バイアグラ2錠処方で 5,190円。
レトビラの場合
• 初診料+レトビラ1錠処方で 4,820円。 初診料+レトビラ2錠処方で 6,230円。
• 再診料+レトビラ1錠処方で 3,200円。 再診料+レトビラ2錠処方で 4,610円。